2011.01.16

お客様持ち込みワイン会

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昨日、常連のお客様所有のワインをお料理と合わせるワイン会を行いました。
開けたワインの銘柄は
’00 ルイ・ロデレール・クリスタル・ロゼ
’94 DRCモンラッシェ
’00 DRCモンラッシェ
’83 シャトー・ペトリュスMG

6名様+シェフ+ソムリエと料理やサービスをしながらですが、席に着いてワインと料理を
楽しみながら会が始まりました。
今回は『ワインは好きなように出してもらっていい』とおっしゃっていただいたので、
普段では試みることが難しい、先入観念をやめてサービスしてみました。
(写真のワインと一緒に写っているグラスはテイスティング用です。)

まず、アミューズとして
・野尻湖産モエビのフリット
・諏訪湖産ワカサギと干し柿のタルト
・アルザス風タルトフランベを一皿に盛り合わせたお料理と
食前酒として、’94DRCモンラッシェを12℃位でお出ししました。

次は、一皿目の前菜として
・3種類の野鳥の盛り合わせと雷鳥のから揚げに’00ルイ・ロデレール・クリスタル・ロゼを
白ワイングラスに設定温度高めの15℃位と’83シャトー・ペトリュスMGの上部3分の1とで合わせました。
3種の野鳥とは、向かって上が雷鳥のから揚げ、右がヒヨドリ、下がハシボソカラス、左がムクドリです。

次は、二皿目の前菜として
・ボタン海老のグラタンに’00DRCモンラッシェを13℃位で合わせました。
引き続き、お魚料理として
・北海道産カスベのポワレ 白ワインソースを、同様のワインで温度が上がってきた16℃位でお出ししました。

次は、お口直しとして
・雪中キャベツのヴァプールに、先程半分残しておいた’00ルイ・ロデレール・クリスタル・ロゼを氷水で冷やしてサービスしました。


次は、肉料理として
・安曇野産イノシシの炭火焼 赤ワインソースに、’83シャトー・ペトリュスをお出ししました。

次は、チーズとして
・大鹿村産山羊ブルーチーズ セルベル・ド・カニュ風には、引き続き’83シャトー・ペトリュスでお楽しみいただきました。

今回、ご用意していただいたワインはここで全部飲み終わってしまいましたが、皆様まだまだ飲みたりないということで
急遽、以前にお預かりしていました’99シャトー・オーブリオン(1/2)、’99シャトー・ムートン・ロートシルト(1/2)を
お出しすることになりました。

次は、デザートとして
・洋梨のサバイヨン仕立てには、参加しましたお客様のお一人がお持ちになられた’05シャトー・リューセックと合わせました。

最後は、プティフールとして
・千曲産杏仁のブランマンジェで今回のコースは終了です。

その後も、皆様+シェフ+ソムリエと今回のワインとお料理のマリアージュについての感想や意見などを
本音でぶつかり合いながら楽しいひと時を過ごす事が出来ました。

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